国産紅茶の種類
国産紅茶にかぎらず、お茶の種類を分けるときには、大きく3つの分け方があります。
・製造の仕方(例えば、6分類、緑、白、黄、烏龍、赤、黒)
・産地(国別、地方別、都道府県別など)
・品種(緑茶品種や紅茶品種や無分類の在来など)
この3つの組み合わせで種類が決まるとすれば、お茶の種類というのは無限にあります。
なので、『国産紅茶の種類』を調べるよりも、『自分の好みに合う国産紅茶』という物を探すほうが、圧倒的に早く好きな国産紅茶に巡り合います。
分類がどうであれ、国産紅茶の種類の味のタイプは、大きく3つに分けられようとしています。
・滋納
・清廉
・望蘭
この分類は、国産紅茶の大先輩の佐賀の紅葉の岡本さんの著書でも知られています。
『国産紅茶の種類は?』とかんがえるよりも、『好みの国産紅茶は?』と考える方が、より楽しめそうですね。
国産紅茶が多く作られているのは?
国産紅茶の生産地では、元々鹿児島を中心とした九州が紅茶に適した温暖な地域という特徴を活かして生産量が多い傾向にありました。
いまでも九州は国産紅茶の一大生産地として数多くの国産紅茶が作られています。
国産紅茶が注目されだしてから、自治体が力を入れだして急速に伸びているのは静岡県です。
発酵茶ラボと丸子紅茶での講習会で、国産紅茶への挑戦と自分自身での検証を繰り返している農家さんが増えています。
国産紅茶の販路と利益の確保がちゃんと出来るようになれば、国産紅茶の種類ももっと増えるでしょう。
国産紅茶の種類は『農家の数』ほどある
国産紅茶の種類と言う事で考えると、今の現状農家によって味が違うので、『国産紅茶の種類=農家の数』ということができます。
同じべにふうきで紅茶を作ったとしても、その土地とその作り手の目標が違えば、清廉にも望蘭にも味は変わります。
そのように各農家不安定な味の調整の中で製造に関わっているので、年によって『種類が変わる』という状態にも成ります。
国産紅茶の品質安定の為には、国産紅茶の生産技術の安定も必要ですが、近い将来国産紅茶のブレンダーの登場も必要になるのではないかと思ってます。
国産紅茶の種類は、果てしなく増えていく、これが現状です。