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代表的な飲み物に含まれるカフェイン

一般的な飲み物には大体、カフェインが含まれます。
今のシーズン(夏)でしたら、確実に入ってないと言い切れるのは麦茶か水くらいなものです。

代表的なお茶のサイト伊藤園の『お茶百科』より、どのくらい違うのか引用させて頂きます。

緑茶(煎茶)     26~30mg(150mlあたり)
紅茶          28~44mg(150mlあたり)
コーヒー(ドリップ) 60~180mg(150mlあたり)
コーラ飲料     15~24mg(180mlあたり)

煎茶は紅茶よりも少なめであることがわかります。
(コーラよりは多いですが)
それは、比較対象が、海外の茶と国内の茶であるということに注目していただきたいです。
国内のお茶は元々渋みの強い品種は避けられて甘めの味になるような物を選抜してきました。
結果として、渋みや香りを重視する海外のお茶と比べてカフェインなどの渋み成分が少なくなる傾向にあります。
これはカテキンに対しても言えることです。

国産紅茶は煎茶と同じ木

国産紅茶は、煎茶と同じ木で作る場合が多いです。
なので、カフェイン量としては、個体差はありますが煎茶のものと同じと考えていいでしょう。
ただし、べにふうきなど元々外国種の国産化をした品種はカフェインが多いと考える方が自然でしょう。
国産紅茶でカフェインが少なめのものと思われるなら、緑茶品種で美味しいものを探すのがいいと思います。

カフェインを出来るだけ出さないように飲むには

カフェインはカテキンと同じで高い温度で出やすい傾向にあります。
なので、60℃ぐらいまでの低温で淹れるかもしくは熱湯でも渋みが出にくい短時間(30秒)で引き上げるかするのがいいと思います。
味と香りを確保するために通常の1.5~2倍の茶葉を使うといいと思います。
(濃すぎる場合は薄めてください)
こう考えるとカテキン・タンニンの溶け出しと同じに思いますので、アイスティーを美味しく淹れる方法に近いです。
もしくはカフェインは焙煎すると気化して無くなるので、焙煎をするとかいう方法もあります。
そうすると他の成分まで犠牲になるので、味が変わりますけれどもね。

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