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《茶況》 紅茶やウーロン茶の品評会(中日新聞)

紅茶も加えた品評会

JA静岡経済連と県茶業会議所は茶農家が生産した紅茶、烏龍茶などの品評会を開いた。
昨今、静岡県の発酵茶ラボの活用もあり、発酵茶を生産する農家が増えた為、
目標となる基準を示すためにも初めて開催した。
今回の品評会の上位茶は来年東京で審査され順位が決まるそうです。

農水大臣賞紅茶部門復活への布石?

三重県亀山の川戸紅茶の軌跡を見て頂いても分かります通り、
昔日本には紅茶の品評会が存在していました。
いわゆる『緑茶』と同じく紅茶にも当時の『農林大臣賞』があり、高い評価を得ていました。
ただ、自由化の後に生産者・生産量が激減し、同部門が廃止になりました。
静岡をはじめ、鹿児島など大規模茶産地では、紅茶への取り組みが行われ始めています。
ただ、静岡や試験場のある鹿児島以外は、自治体が何をしていいのかわからない状態らしく、
所によっては、募集して人を集めたはいいけど、それから全く先に進んでいないという現状だそうです。

京都でそんなんやるなら、俺に声をかけてくれれば、どんだけでも資料を持って参上するのに。
ただ、無名なので、そんなことを言った所で、だれもお誘いなんてかけてくれるはずもなく。
国産紅茶の輪は着実に広がりつつあるのですが、それは緑茶頭打ちの裏返しで
緑茶が伸び出したら再び下降をたどる危うい環境でもあります。

こういうふうに、客観的な尺度を改めて設けるのは定着させる一つの手法だと思います。
必ずしも緑茶に向いているという土地ばかりではないはずですが、今までは緑茶一辺倒で日本のお茶は広まっていきました。
これからはこういう色々な分析や評価などを加えて、いろんな種類のお茶が無理なく作られる環境が整えばいいなと思います。

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