和紅茶 ・ 国産紅茶 情報サイト 京都紅茶道部|和紅茶 ・ 国産紅茶 の為の総合情報ポータルサイト

京都紅茶道部

茶源郷まつり参加をしてきました

<茶源郷まつり>

去ること11月2~3日と和束町の茶源郷まつりにて、
『国産紅茶を楽しむ会』なる団体の中身をするために
2日間泊りがけで参加してきました。

当日のイベントの成功の恩恵を存分に受け切れなかった忸怩たる思いは、
フェイスブックに書かれていますので、表ページ最下部のFBページの履歴を見てください。

ここでは、そういうことではなく、このイベントのために
『飲んだ人が必ず国産紅茶が美味しいと感じる国産紅茶を持って行った結果』
を思い出すだけ書いていこうと思います。


益井園:かおりせかんど

【商品の解説】
かおりせかんどは、香駿という品種で作った紅茶で、
農家さんが台湾紅茶をイメージした香りが立ち上ってきます。
2番茶からの製造なので、渋みが強めで、後味がパンチの効いた紅茶です。

【お客さんの反応】
(客1)
『あ、香りが良い。そして思った以上に渋いですね』
(客2)
『紅茶らしい渋い香りで、ちゃんと紅茶してますね。
前に日本の紅茶飲んだ時は、ほうじ茶みたいな感じでしたから。』
(客3)
『あ、ああ・・・・、あ~あ!』※結局何が言いたいのかわからず

(追加:知り合い※十三茶淹の常連)
『なんでここに『かおりせかんど』あるんですか!』※買って行きました。

浜佐園:わらしな紅茶

【商品の解説】
山の宝珠は、東方美人をイメージして作られており、品種はやぶきたでできています。
全国的に、やぶきたでうまく紅茶を作れた所非常に少ないので、希少な例と言えます。

【お客さんの反応】
(客1)
『うわ・・・、日本の紅茶じゃないみたい』
(客2)
『香りを楽しむお茶ですね』
(客3)
『渋みが少なくて、飲みやすくて好きですね。』

(番外:遠目で見ていた光景)
母親がカップに試飲用のを持って行って、遠くいた子供(多分、4~6歳ぐらい)に手渡した。
子供が親に『おいしい、おいしい』と言って、そのまま全部飲んだ模様。
多分、親は一口も飲んでいないと思う。

永谷農園:宇治の紅茶

【商品の解説】
品種は明治時代から植えられている在来で、
樹勢の弱さから年一度しか摘み取れないそうです。
香りはフラワリー系で味はライトで渋みは薄いです。
試しにずっと漬けっぱなしにしたのですが、やはりライトなままでした。

【お客さんの反応】
(客1)
『軽い感じのいい感じの紅茶ですね。』
(客2)
『え?紅茶ですか?ちゃんと紅茶なのでびっくりです。』
(客3)
『ふぅん・・・うん・・・ふん・・・ふーん・・・』※頷きながら買って行きました。

山片茶園:在来・奥武蔵春摘み

【商品の解説】
今回のイベントのために、倉庫に熟成させていた紅茶を引きずり出してもらって
適度に焙煎をかけて、いい塩梅にブレンドしてもらった紅茶です。
口に含んだ時に、若い青草の香りが多層に広がり、
引き際の瞬間に緑茶の風味がヒョコッと顔をだしてフェードアウトしていく
不思議な紅茶です。

【お客さんの反応】
(客1)
『あ、ほんまや!緑茶や!でも紅茶ですよね。飲んだ時紅茶してましたから』
(客2)
『なんか、びっくりですね。え~、ここでしか売ってないんですか?』
※在庫は僕の手元か山片くんちの倉庫のみ
(客3)
『あ、美味しい・・・』(小学生と思われる子供で何も説明すらしてない)

(番外1:いつもの十三の方)
『喫茶で出すんで、買っていきますね』※この方は気に入らない商品は絶対に買わない主義
(番外2)
喫茶でポットで注文された方が、違う場所で飲むということで、ポットとカップを持っていかれました。
その際『これが美味しいと思ったら、あの茶葉を買えばいいのね』と言い残して行きました。
そして、後で返しに来られた時、試飲している5~6人の後ろ通り、ブースの端から手を伸ばし
『さっきのって、これでしたね?』といって買って行かれました。
どうやら、お気に召されたご様子です。

平岡園:三富紅茶(上級茶・缶入り)

【商品の解説】
軽く香ばしい香りが広がり、ゆっくりと持続します。
飲みくちは軽めで、食べ物との相性が非常に良いです。
鼻がいい方はもしかしたら、
ブレンドしている『ミルクの香りのする茶葉』を見つけられるかもしれません。

【お客さんの反応】
(客1)
『香りで温まりそう』
(客2)
『(食い物と相性がいいと説明)なるほど、それっぽいですね』
(客3)
『バニラ?見つけられないw』※2人組でよく笑う

喜寿園:和束紅茶そうふう

【商品の解説】
品種がそうふうという緑茶品種で、
これも香ばしい香りでライトな後味の食べ物の邪魔をしない紅茶です。
人によっては『焼き芋の香り』がするという、少しパンチの効いた紅茶です。

【お客さんの反応】
(客1)
『地元の紅茶なんですか?すごい香りがいいですね。』
(客2)
『焼き芋みたい、アッサムの良い紅茶でこういうの飲んだことあります。』
(客3)
『飲みやすい、さっぱりしてていいですね。』

天の製茶園:天の紅茶

【商品の解説】
複数の緑茶品種のブレンドですが、飲みくちも香りも強く、砂糖や牛乳に負けない紅茶です。
今回の紅茶の中で一番海外の紅茶のイメージに強く、
コーヒーなどストレートで飲まれる方におすすめしました。

【お客さんの反応】
(客1)
『濃いですね。日本の紅茶ですか?ほんとミルクティーにしたいです。』
(客2)
『え?緑茶の品種なのですか?紅茶そのものですよね』
(客3)
『What tea of Ceylon is this? (これはセイロンのどこの紅茶ですか?)』

(同行の方に、日本の熊本の紅茶だと説明を受ける)

『oh・・・』(お連れの方が買って行きました)

番外:浜佐園・山の宝珠

【商品の解説】
わらしな紅茶の上位商品で、製法・茶の木は同じなのですが、
『及第点以上』をわらしな紅茶
『品質上位ロット』を山の宝珠とつけています。
わらしな紅茶も非常に良い紅茶ですが、
香りの立ち方も、味の広がり方も段違いに違います。

【お客さんの反応】
※喫茶ブースで他の試飲のものを飲まれてて、試飲の時にネタ提供で説明してました。
他の茶葉を買われていましたが、気になって帰り際に戻ってこられたらしいです。
『うん・・・深い・・・、戻ってきてよかった。』
※450mlのポットを全部飲まれて帰られました。

番外:岡本さんの本『和紅茶の本』

【買って行かれた方の経緯】
一人は友人(茶友)が『とりおきしておいて!!』と
もう一人は、家族連れで『和紅茶に興味があったのですが、どうしたらいいかわからなかったんです』
ということでした。

天気があいにくの雨で、本自体買って帰ろうと思うこと事態、選択肢にならなかったんですかね。
晴れていたら、状態が変わっていたと期待しましょう。


上記に書きましたもののうち、

  • 益井園:かおりせかんど
  • 浜佐園:わらしな紅茶
  • 山片茶園:在来・奥武蔵春摘み
  • 平岡園:三富紅茶(缶のためメール便不対応)

は、当サイト右上の『紅茶仲介部』にて、通販項目として保持分は、
こちらから発送させていただきます。
項目の更新をお待ちください。

なお、残りの

  • 永谷農園:宇治の紅茶
  • 天の製茶園:天の紅茶

につきましては、他と同じく非常に良い紅茶ではありますが、
通販の許可をご本人から頂いておりませんので、ネットショップでの販売はしません。
どこか機会を見つけて直接販売か表示と言うことではなく、
メールで問い合わせ対応とさせていただいたいと思います。

(仲介部の問い合わせから、問い合わせをお願いします。折り返し在庫と個別の価格を送信します。それから注文のメール(商品、お名前、郵便番号、住所、電話番号)を送っていただくことで、合計金額(小計と送料)と振込先を書いたメールをお送りします、入金確認後配送致します。なかなか手の込んだ手順ですみません。)

メルマガ購読・解除