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JA鳥羽志摩 「鵜方紅茶」復活へ 研究会発足 三重(毎日新聞)

かつて国内産紅茶の品評会で1位に輝いた三重県志摩市産の「鵜方紅茶」復活に取り組むJA鳥羽志摩は20日、試作製造した今年産の鵜方紅茶の試飲会を市役所で開いた。紅茶用品種を栽培している農家はわずか2戸に減ってしまったが、JAは「紅茶栽培研究会」(仮称)を発足させて栽培農家を増やし、本格的な紅茶産業として育成を図りたい考えだ。【林一茂】

 茶葉は、同市阿児町鵜方の農業、谷川原久仁夫さん(69)が、約50アールの茶畑で栽培している紅茶用品種の「はつもみじ」を使用。6月中旬に紅茶生産に適した二番茶の新芽24キロを収穫し、JA阿児茶工場で茶葉5キロを製造した。久々に製造した昨年の鵜方紅茶に比べ、「一段と深みのある味わい」に仕上がったという。

 JAは、紅茶品種の増殖に向け研究会参加の生産者に、県農業研修所茶業・花植木研究室から提供された「はつもみじ」の他、「紅ほまれ」や「紅かおり」の挿し木を配布。管内の茶園を紅茶専用茶園に改造し、生産量を拡大したいとしている。

 JAの前田長弘理事長は「製造技術の習得に努め、高品位の和紅茶として流通させたい。高級リゾートホテルや陶器メーカーと連携し、地域活性化に一役買いたい」と意気込む。竹内千尋市長は「銀座のカフェで初めて出された紅茶が鵜方紅茶だったと聞いている。『メード・イン・志摩』として応援したい」と話した。

 JAによると、志摩市では明治期から昭和50年代にかけ、数十戸の農家が紅茶を生産。1920年に津市で開催された第4回全国製茶品評会の紅茶部門で1位になり、翌年に当時の宮内省が買い上げるなど、各種品評会で高い評価を受けたという。しかし、生産者の高齢化と海外の格安の紅茶に押され、生産量は激減した。

(出展:毎日新聞

亀山紅茶に続け、増え行く三重県の紅茶生産

『亀山紅茶』や『伊勢の和紅茶』に続き、『鵜方紅茶』の生産の話題が報道されました。

三重県は、紅茶の生産が盛んだった地域で、日本に持ち込んだアッサム種の茶の木がそのまま残っていたことでも知られています。

そして、三重県の紅茶といえば、三重県発祥の品種『べにほまれ』が有名ですが、こちらの話題の中心はべにほまれと同じく輸出品種として主力と注目されていた『はつもみじ』を使ったものです。

はつもみじをつかった紅茶は、まだ一部でしか流通をしておらず、現時点では幻の品種といえる紅茶品種です。
それを使った国産紅茶を多く作り、三重県から新たな紅茶の商品として全国に広まっていってほしいものです。

なお、この記事では『約50アールの茶畑で栽培している紅茶用品種の「はつもみじ」を使用』とありますが、正確には『全約50アールの茶畑で栽培しているお茶の中の一部である、紅茶用品種の「はつもみじ」を使用』ということだそうです。

ただ、このはつもみじの作付面積が増えて、本当に50アール規模になってくれることを、国産紅茶好きとしては願ってやみません。

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