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大手紅茶メーカーが国産紅茶を発売

日本で最も歴史ある紅茶ブランド「日東紅茶」より「純国産紅茶ティーバッグ」新発売(三井農林プレスリリースより)

日本で最も歴史があり、日本の紅茶文化の礎を築き上げた紅茶ブランド「日東紅茶」が満を持して発売する国産茶葉100%の紅茶ティーバッグです。国産紅茶の香りと味わいをより贅沢に感じていただけるよう、三角メッシュティーバッグを採用。
茶葉は、日本人になじみ深い煎茶用品種「やぶきた」に、紅茶用に国内で開発された品種「べにふうき」をバランスよくブレンドしました。芳醇と爽やかさをあわせもつ独特な香り、自然な甘味とすっきりした後味をお楽しみください。
(引用:三井農林プレスリリースより)

国産紅茶に”戻ってきた”三井農林

昨年よりいろいろな方より「日東紅茶は国産紅茶を販売する」という話を聞いてきました。
生産地が鹿児島とか九州全土とか色々聞きましたが、今回の製品は静岡を中心に集めたやぶきたとべにふうきをブレンドしたとのことです。

やぶきたとべにふうきのブレンドは、国産紅茶の茶農家でも普通に行われる手法で、味と風味を調整するのよく使われます。
品種にこだわらず数品種をブレンドすることで安定した味と風味を提供することができるので、いろいろな農家でもチャレンジしていただきたいです。

三井農林のような大手が国産紅茶に参入してきたという事は、「商品化できる生産量がトン単位で確保できた」事を意味します。最低トン単位が無いと安定したブレンドを維持できないからです。
個人単位でしか国産紅茶を作れなかったのは、この生産量の少なさにあります。
この問題をクリアしてきたという事は、三井農林だけでなく、他の紅茶メーカーも国産紅茶に参入してくるかもしれません。
ただし、ルピシアの例を見るように、グランマルシエなどで大々的に宣伝をしたものの、その後はパッとしない例もあります。
国産紅茶の販売チャンネルはまだ模索中と言えるでしょう。

ティーバッグで気軽に飲める環境に

三井農林の国産紅茶の販売はティーバッグであるという事は、それは「カップでも手軽に国産紅茶を飲んでもらう」事にあります。
えていして、ティーバッグは安物のイメージがあります。
それは、手軽さと共に安さも追求してきた今までの紅茶メーカーの努力の結果でもあります。
今回の国産紅茶の販売は、あくまでも手軽さの追求であって、安さの追求ではないでしょう。

ですが、いきなり茶葉を渡されて飲めないと思われる方が多い以上、復活のための第一歩にティーバッグを使う事は、良い傾向にあると思います。
あとは、販売店が増える事が大事です。
全国発売されたとはいえ、この記事を書いている2015年9月6日時点では、身近なところまで届いていないというのが現状です。
この紅茶が気軽に試せるよう取扱店が増える事を祈るばかりです。

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