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秋田県の茶園の『北限の紅茶』への挑戦

能代ひやま紅姫-2
檜山茶は江戸時代に大名の多賀谷氏の自家用茶園として始まった。
現在は30アール程度を残すばかり。
能代松陽高校の学生が平成20年度から茶摘みや茶葉づくりを手伝い始め、平成25年から檜山茶の紅茶の製造を試みている。

『地元特産品として生産できないか』と地元檜山茶の保存会と共に始めた。
紅茶の発酵の段階で、『白神こだま酵母』を使用する。
「ひやま紅姫』と名づけて販売をしている。

能代ひやま紅姫-3

今後は280年続いている檜山茶の支援を続け、ひやま紅姫を多くの人に飲んでもらい、地域活性化に繋げたいと意気込みを見せる。

紅茶の問い合わせは能代松陽高校まで。

能代ひやま紅姫-4

国産紅茶の北限が伸びる期待

能代ひやま紅姫-1
アナウンサーの方は『檜山茶は世界的にも北限のお茶』と言ってましたが、前に紅茶放談でも書きました通り、能代市よりも北で栽培されているお茶はあり、旧ソ連ソチ(北緯43度)やイギリスのペンブルックシャー(北緯51度)やアメリカのワシントン州(北緯45度)、そして有志の方が見つけた北海道古平町(北緯43度)の禅源寺で確認もされています。

今現在、国産紅茶の生産として北限は村上市の『雪国紅茶』で、北緯38度にある紅茶です。
この『ひやま紅姫』が商業ベースとして軌道に乗れば、もしくはその認知度を高めることができれば、能代市は北緯40度に位置しているので、名実ともに『日本最北限の紅茶』ということが出来るでしょう。
高校生のよる新しい試みが、その結果を出せるように願うばかりです。

紅茶の発酵段階で酵母をいれるということですが、普通で言うならこれは紅茶ではなくて『黒茶』と言うべきプロセスになると思われます。
紅茶と名前をつけることで、表示に不具合があるというわけでもないでしょうが、後発酵ができる環境下であるならば、ちゃんとした発酵をさせた『紅茶』と地元の酵母を加えた『黒茶』を作ってもらえればと思います。
紅茶作りも手探りの所が多くあるでしょうから、もっと広く意見や技術を求めて良い国産紅茶にしていただければと思います。

ただ、一つあるとすれば、製造工程が緑茶のその技術であり、テイスティング方法も緑茶の方法と同じ。
日本茶インストラクターがお茶の専門家として入るのはいいのですが、誰か紅茶の専門家が入ってほしいと思います。
裁断せずに大ぶりの茶葉で作る紅茶は、海外の紅茶というよりも、台湾や中国の紅茶のようなそんな出来上がりを期待できる紅茶だと思いました。

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