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和紅茶、特産の香り 愛知の茶農家、活路求め試行

和紅茶、特産の香り 愛知の茶農家、活路求め試行(朝日新聞より)
 「和紅茶」の生産が増えている。緑茶の値段がペットボトルの普及などで落ち込むなか、緑茶を作ってきた農家が紅茶も手がける。穏やかな味わいで渋みが少ないとされ、愛知県でも特産品にしようと様々な試みが始まっている。

 緑茶工場に紅茶の香りが立ちこめていた。5月上旬、愛知県新城市の鈴木製茶に鈴木克也さん(26)を訪ねた。家族経営の4代目で、紅茶を作り始めたのは2年前。金属製の重しで茶葉をもむ揉捻(じゅうねん)機を止めては両手で茶葉をすくい、発酵具合を確かめていた。

 緑茶は茶葉を傷つけず蒸して発酵を止めて作るが、傷をつけ発酵させれば紅茶になる。鈴木さんは、もんだ茶葉を1時間ほど置いて発酵を進め、乾燥機で熱風にさらした。葉の色は緑から濃い褐色に変わった。
(引用:朝日新聞)

若年茶農家の国産紅茶への挑戦続く

今回のニュースは、愛知の茶農家さんの記事でした。
大半の茶農家さんは、毎年下がり続けるお茶の取引価格を見ながらも『緑茶でなんとか生活ができるからいい』と、大量生産・大量卸という今までの生産方法を継続している傾向にあります。
その中でも、危機感を抱いている方は『よりこだわりのある緑茶』を作って、こだわりを理解してくれるお客を自分で探して提供しております。
それと同じく、国産紅茶の生産の件数は広がっております。
ただ、『緑茶よりも紅茶の方が単価が高い』という理由で生産している人も少なくなく、現実として品質が伴うものが少ない状態でもあります。

その中で、20代~30代の跡継ぐ立場の茶農家さんが、紅茶への挑戦を真面目に取り組む話をよく聞きます。
最初は、教えてもらえるところとか見よう見まねで『紅茶らしいもの』を作りますが、すぐに壁に突き当たり、フットワーク軽くより多くの仲間の協力を得る姿勢が見られます。
その際に紅茶は自分のところだけ見ていると品質の向上を図れないことに気づき、より多くの資料とより多くの挑戦と分析を始めます。

日本では海外の茶園と比べ、年間数百回も摘み取り・製茶が出来ません。
海外の茶園では、新人でも年200回製造し、毎年2~3年もあれば一人前に品質のいい紅茶を作ることができるそうです。
日本ではその余裕もないのは現実ですが、より精査な分析と緻密な計画でこの若年層茶農家さんたちに、国産紅茶の将来を引っ張っていってもらえるような立場になってほしいと、そう願っております。

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