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幻の品種、再び市場に 亀山紅茶べにほまれ

幻の品種、再び市場に 亀山紅茶べにほまれ(中日新聞)

 国内最初の紅茶専用品種として、一九七〇年代初めまで亀山市内で大量生産されていた茶の木「べにほまれ」が昨年、県や地元の緑茶生産者らの手で復活に向けて動きだした。まだ量は限られているが、少しずつ商品としての販売が始まっている。
(記事引用)

三重県でべにほまれ復活活動

昨年の9月25日の記事にてご紹介しました
三重亀山 べにほまれ復活活動
の継続のニュースです。
国産紅茶の歴史でも名前を伏せてはいますが、ご紹介しました通り、三重県亀山市にて、『オレンジペコー』さんというお店でべにほまれの紅茶を飲むことが出来ます。
この紅茶は、紅茶が一度絶えるきっかけとなる昭和46年の紅茶自由化以前に日本一の紅茶の栄冠に輝き、今もなお、日本随一の紅茶の品質を誇る紅茶です。

この紅茶に使われていますべにほまれは紅茶自由化直前まで、同じく紅茶品種のはつもみじと並んで、輸出用紅茶の主力として栽培されてきました。
九州や静岡、そして三重で多くの生産記録が残っており、何千ヘクタールもの栽培面積を誇っておりました。
ですが、紅茶自由化とともに緑茶品種への切り替えに伴い、多くは抜き取られ安定した緑茶品種のやぶきたへと変えられていきました。

その切替に伴い、切り替え忘れやそのまま廃業する茶農家さんもいたそうで、一部紅茶品種がそのまま放置されたり商品化せずにほそぼそと育成だけ行っていったというものがあり、そういう茶の木や茶園の整備により改めて紅茶を復活させようというのが、今回のべにほまれ復活の動きだそうです。

三重県では他に野生化したアッサム種も発見されており、そちらの復活も待たれます。

この紅茶の販売に関して

記事では、地元亀山のレストラン・直売所にて販売しており、ともに売り切れの様子です。
生産量が40kg程度でしたので、今回の販売は、試験的なものと思われます。
今後は販売店舗を拡充し、生産を増やして品質の向上も図っていくとのことです。
詳しくは、中日新聞の記事を御覧ください

幻の品種、再び市場に 亀山紅茶べにほまれ(中日新聞)

こういう草の根運動が全国に広まり、結果として国産紅茶の復活につながってくれればと切に願っております。

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