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茶農家「紅茶」に活路

茶農家「紅茶」に活路:中日新聞

◆品評会で最高金賞の益井さん 国際市場も視野に
自慢の紅茶を前に、発酵茶の可能性を語る益井さん=川根本町で

 お茶農家の生き残り戦術の一つに、紅茶生産が注目を集めている。昨秋、静岡県経済農協連合会(JA静岡経済連)と県茶業会議所が初めて開いた紅茶やウーロン茶など発酵茶の品評会で、最高金賞を受賞した川根本町の益井悦郎さん(57)は「小さい農家は付加価値で勝負するしかない」と、国際市場への挑戦も視野に入れる。
 益井さんが受賞したのは、紅茶に日本茶系の品種を使う和製部門。香りや色、味が評価された。品評会は、緑茶が低迷する中、静岡のお茶の可能性を探る試行的な取り組み。一月二十九日には東京・銀座で上位入賞茶の試飲会が開かれた。JA静岡経済連によると「個性があってレベルも高いと、おおむね好評」で、益井さん自身も「日本紅茶協会の専門家に『おいしい』と評価してもらい、ありがたかった」と自信を深める。
(リンク先引用)

益井さんの飽くなき挑戦。清廉系の紅茶の旗手

この記事を読んでて、初めて気づいたことがありまして、
私事ではありますが、益井さんの御年齢、今まで60代だとばかり思ってましたが、うちの親父(昭和31年1月生まれ現在58歳)よりも若いと判明しまして、この場を借りてお詫び申し上げます。

昨年復活しました静岡の秋の品評会の紅茶の部で、最高金賞を受賞されました益井さん、『お茶のイベントがあれば、ほぼ確実に見かける』というくらいのアグリッシブな方です。
岡山の地紅茶サミットでもお見受けしてます。
京都でも過去3回お見受けしてます。
(挨拶してませんが。人いっぱいだし)
各地で、構えたブースにこれでもかというほど紅茶や半発酵茶を並べ、あふれるほど試飲をさせてくれるので、もしかしたら、この記事を読んでいらっしゃる方もご存知の方も多いと思います。

益井さんの紅茶は、いわゆるインド・アッサムタイプの紅茶ではなく、台湾紅茶のような香りが高いすっきりとした紅茶が特徴です。
ただ、シーズンによって特徴が大きく違い、今回最高金賞を受賞した「かおりせかんど」は、益井さんの紅茶の中で味が濃い方で、こちらでしている試飲販売の時でも、『香りが芳醇だけど、味がしっかりしている』と評価を受けています。
この『かおりせかんど』の他に、かおせかんどと同じ品種香駿で作った『かおりふぁあすと』そしてその中でも選りすぐりの『みおぷれみあむ』とあり、味の濃さでは『かおりせかんど』>『かおりふぁあすと』>『みおぷれみあむ』となるのですが、香りの高さでは、逆転しまして『みおぷれみあむ』>『かおりふぁあすと』>『かおりせかんど』となります。
ただ、『ぷれみあむ』・『ふぁあすと』と『せかんど』の香りを同列に比較するには少し難しく、前者が高級な青茶(烏龍茶)のような香りのタイプなのに対し、後者は甘い蜜のような香りが潜んでいるタイプで香ばしめの香りのタイプなのです。
他に、品種『みらい』で作った『みらいふぁあすと』と『みらいせかんど』もあり、こちらは、両方とも淡い味わいに対し、穏やかで花薫るような紅茶に仕上がっています。

新聞記事の方では、益井さんの今までの経歴と国産紅茶の経緯・益井さんの挑戦など書かれていますが、こちらでは益井さんの作られている紅茶の特徴に触れたいと思います。

顧客をますます増やしている益井さんの生産量もますます増えていって、品切れの心配がない状態に来ているといっても間違いないでしょう。
海外にも輸出していますが、やはり価格の勝負になると、どうしても割高感を感じてしまうそうです。
ですが、その品質の高さからはその価格でも全く引けを取らない紅茶になっています。
海外に受ける点はうれしく思いますが、まずは日本国内でより多くの方にその味を知ってもらい、楽しんでもらいたいとそう願っています。

今年も、吉田山大茶会に来られると思いますが、ほか各地で行われるお茶のイベントに出展されていると思いますでの、見かけられた方は、一度益井さんのブースによってはいかがでしょうか。

益井さんの今の活動

益井さんに連絡しまして、今されている活動について教えていただきました。

『毎年の恒例にしている、福島県浪江町避難仮設住宅への支援茶も、
茶農家の仲間からお茶が集まりました。
整理して、来月にでも届けたいと思います。
大震災からちょうど3年。3回目の支援茶です。
震災もそこに住む人達も忘れてはいけません。
震災は今なお継続中です。』

今後とも、益井さんの活躍を祈るばかりです。

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