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狭山茶で作った紅茶、英で「二つ星」金賞受賞(読売新聞)

狭山紅茶がイギリスで受賞

イギリスの国際的な食品コンテスト「グレート・テイスト・アワード2013」で、埼玉県の紅茶「サヤマ・コングー・ブラックティー」が、「単一農園のリーフティー」部門で最高賞の三つ星に次ぐ二つ星金賞に輝いた。

狭山市の茶畑で育てられた茶葉を使用。
香りは良いが渋みがなくまろやかで、ミルクと相性がいいのが特徴。
台湾のお茶農家のアドバイスを参考に紅茶を作った。

「日本のお茶で作った紅茶が世界で認められた。狭山のみならず、国内のお茶農家の励みになる」と話した。

「グレート・テイスト・アワード2013」はイギリスの食品小売業組合の主催。
世界各国からお茶や食品などの各部門に約9800品が出品されている。

 「サヤマ・コングー・ブラックティー」は40グラム1260円で販売している。
問い合わせは、さいたま市の翡翠館まで。

国産紅茶の海外的な評価

今回のイギリスの『グレート・テイスト・アワード』の受賞は、国産紅茶でもここまでの事が出来る事の証明となり、ほかの生産者の方々の励みになると思います。
2000年以後、このように国産紅茶が海外で評価されるという機会に恵まれています。
例えば、沖縄の琉球紅茶がフランスで評価を受け販売を開始したり
鹿児島の薩摩英国館が『グレート・テイスト・アワード』にて夢ふうきで金賞を受賞、
姫ふうきがで三ツ星の金賞受賞と国内での国産紅茶の認知、普及よりも先に海外が目を向けている傾向があります。
今ドイツで、緑茶の消費が増えているそうですが、それに合わせてドイツをはじめとするヨーロッパの茶商が緑茶の買い付けと合わせて国産紅茶の買い付けにも来ているそうです。
昨年だけでも、数か国の茶商が買いに来て数十キロ単位で取引が成立したという話を茶園さんから聞きました。
日本の紅茶が『嗜好品の選択肢として』選ばれているのはうれしく思います。
ただし、それは輸出を主にするという自由化以前の傾向に逆戻りを安易に進める結果になりかねず、結局は同じ轍を再び踏む可能性も否定できません。

今年、2014年は、業界ですでにブームであるといわれた国産紅茶の一般認知をもっと広め、通常の生活の中での嗜好品の選択肢として国産紅茶を確立できるようになる初めの年にしていきたいと願っております。
一部の人には話しましたが、今全国では毎年1万9~6千トンの紅茶が輸入されています。
その中において、現在120トンばかしの国産紅茶が本当に国内に認知されて、みんなに楽しんでもらえているかというのは疑問に思います。
これを将来、さらに増やせるよう、紅茶が茶農家さんの生活の柱の一つになるよう、そして海外に負けない高品質な国産紅茶が求められ潤沢に提供されるそういう環境づくりになればと思います。

新年初めの記事は、新年にふさわしいおめでたいニュースと厳しい意見を書きました。
緑茶では生活できないという現状において、今まさに、紅茶が茶農家と茶業界と茶文化を支える柱になれるのかどうかの分岐点にいるのだと思います。
最古のお茶の記録のある平安から数えて1200年、抹茶法が伝わった鎌倉時代から数えて800年、煎茶法を伝えた隠元禅師から数えて360年、日本に長く根付いた『お茶』をさらに後世に文化として伝えていく努力を、今まさに僕たちはしないといけないのではないでしょうか。

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