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高知県佐川町で”幻の紅茶”復活 「はつもみじ」香り高くブレンド(高知新聞)

”幻の紅茶”復活 「はつもみじ」

50年ほど前は高知県内で広く栽培されていたが、現在は激減している紅茶用の茶葉「はつもみじ」を使った紅茶パックを、販売している。商品名は「紅(べに)」。「香り高く、色もきれいに仕上がった」とPRしている。

高知県高吾農業改良普及所(佐川町)によると、はつもみじの高知県内栽培面積は約50年前に約700ヘクタールだったが、1971年の紅茶輸入自由化で年々減少。現在は1ヘクタール未満しか残っていないという。
佐川町尾川地区では、60~70年ごろ十数㌶で栽培。ある畑の所有者は約10アールに、はつもみじの茶木を残していたが、「隣家に迷惑が掛からないように」と茶葉を刈り取るだけで、出荷などはしていなかった。

昨秋から「少しでも茶の消費量を上げたい」と商品開発を模索。「単独ではこくが足りない」として、甘みのある緑茶用品種「やぶきた」と、渋味のある紅茶用品種「べにふうき」をブレンドした。

残されていたはつもみじ

はつもみじは、当サイトの国産紅茶の歴史にも書いてありますように
輸出紅茶の主戦力として、主産地鹿児島では2000ヘクタール以上の広大な土地を確保されたうえで生産されていました。
今では1993年に登場したべにふうきが、当初の花粉症対策商品としての緑茶利用という思惑もありましたが全国に広く普及し、ほかの品種はすべて『希少種』という扱いになっております。
最近では身近な農家さんから、『べにほまれ』や『べにひかり』や『からべに』などの紅茶品種を植えたという話を聞きましたが、はつもみじはなかなか聞く機会がありません。
現在の収集ストックの中にもはつもみじは無かったかと思います。
そういう意味でも、多く作られていた品種にしては、ずいぶん不遇な扱いをされている品種ではないかと思います。
多品種の栽培は、農家さんの管理の問題もあり厳しいこともありますが、例えばほかが作っていない品種を多く栽培するなどという、各茶園ごとのバラエティが増えれば、客としても色々な茶園の商品を選択するきっかけとなるのではないかと思います。

今回の商品は、『はつもみじ』だけでなく『やぶきた』『べにふうき』のブレンドではありますが、ぜひ『はつもみじ』単品種での商品も発売していただきたいと願っております。

 佐川町甲の旧酒蔵商家「浜口邸」で販売しており、3㌘パック5個入りで500円。問い合わせは、さかわ観光協会(0889・20・9500)へ。

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